相変わらず時系列ごちゃごちゃだったし、量子力学のこと何も分からないから理解出来たかと言われると口ごもってしまう。ただ、オッペンハイマーの葛藤を感じることは出来た。アカデミー賞とテーマの話題性、日本公開の遅さ、バービーとの一件、アカデミー賞助演男優賞受賞時のロバートダウニーJrと映画ファンを賑わせすぎたが故に期待値といえばいいのか分からないが、外的要因(?)で鑑賞したい欲が高まりすぎたせいでそこまで凄い作品だとは思えなかった。ノーランが撮らなきゃいけない作品だったのかが未だに疑問なのもある。話題作に対して逆張りしちゃうのと最近のノーラン作品があまり好みじゃないっていうのもあってバイアスがかかったかもしれない。ただ鑑賞することになんらかの価値があったのは間違いないと思った。
62(2024)
【2回目】@イクスピアリ 4/13
今回は話が理解したいと思ったからimaxじゃない通常のスクリーンで鑑賞した。映像の迫力を感じるにはimaxだなとは思った。伝記だしなかなか脚色しにくいせいかやっぱり話はそこまで面白くない。だから悪いとかは無いけど。ひとつの教養としてこの映画を鑑賞する価値はあるなとやっぱり思った。どの場面かは忘れちゃったけど、オッペンハイマーが一室で誰かと話してる時ドアの向こう側に3,4人の黒人が突っ立ってた。細かいけど時代考証重ねた演出だなと感じた。
66(2024)