唯一の被爆国である日本に生まれた私は、投下後の惨状や核兵器の廃絶に思いを馳せることしかなかった。
なので、原爆発案〜実証実験までの流れは新しい視点であり、実験成功後にあった、
「20億ドルも注ぎ込んだ化学の賭けに私たちは勝利したのだ」
というセリフは衝撃的だった。見方が変わればこんなにも変わるのかと。
とにかく凄かった、頭を殴られた気分。
映画自体は良くも悪くもクリストファーノーラン作品だなと言う感じ。時系列通りに作れないのは彼の手ぐせだろう。どちらかというと会話劇寄りなのでIMAXの必要性は感じなかった。