「大魔王クッパはスーパースターを手に入れた。我々を滅ぼしに来るぞ」
クッパに捕らえられたルイージを、マリオとピーチが助けに行く話。
かつてゲームをやっていた人にはたまらない内容。ドンキーコングとのバトルやカーレースも面白かったし、ピーチ姫との特訓シーンも良かった。ボニー・タイラーのヒーローなど、80〜90年代のエモ曲が掛かるのもセンスある。マリオがキノコ嫌いだったり、ピーチがキノピオたちに育てられてたり、クッパがピーチ姫と結婚したがったりしてるのは意外な設定だった。元からそういう設定なのかもしれんが。
マリオとドンキーの家族問題(親に認められてない)を入れて、それを解決してる辺りももさすがだなと。ブルックリンの人々の喝采を受けるシーンはベタに気持ちよかった。
あと、ピーチ姫がめちゃくちゃ強い女性で超アメリカ人ぽくなってて時代を感じた。そしてこれはこれでアリ。キノピオだけ全く掘り下げがなかったのはなんか笑ってしまった。
以下、セリフメモ。
「え〜パスタにキノコ?」
「マッシュルームは誰もが大好きだ」
「理解できんよ。定職を捨てて夢を追いかけるなど。許せないのは弟を巻き込んだことだ」
「成功したい。惨めな思いはもうたくさんだ」
「ここは?」
「キノコ王国です!」
「それはマズい!弟さんはダークランドに…。あそこはクッパの縄張りです!」
「見てて。これをクリアできたら認めてあげるわ」
「とうとうスーパースターを手に入れた!ワガハイは世界最強のカメとなった。これからキノコ王国に行く!あそこには因縁のプリンセスがいる。プロポーズして挙式を挙げるのだ!」
「最初の記憶歯土管を出たところから。彼ら(キノピオたち)が私を見つけ、育ててくれた。成長した私をプリンセスにしてくれたの」
「世界最強の我が軍がお前はと組む理由は?軍事同盟は諦めろ」
「よかろう。そこまで同盟を望むのなら、伝統のコロシアムで我が息子(ドンキーコング)を倒せ」
「ご報告です!ピーチ姫と口ひげ男がいました。ドンキーコングに勝って軍事同盟を!」
「マリオ、助けてくれたのか?」
「秘密にしとくよ」
「スターを盗んだのは二人のためだ。愛のおかげでひと甲羅剥けた。結婚してくれ」
「結婚するからキノピオを助けて!」
「君のための生贄だ。檻を降ろせ!」
「兄さん…!」
「言っただろ?二人一緒なら何とかかなるって!」
「倅よ、よくやった!胸筋ダンスも解禁だ!」
「マグナムキラーを撃て!キノコ王国を滅ぼすんだ」
「上出来よ、マリオ。ルイージも勇敢ね」
「スーパーマリオブラザーズに拍手だ!」
「私たちの自慢の息子よ!」