じょうパン

タイラー・レイク 命の奪還2のじょうパンのレビュー・感想・評価

4.2
めちゃくちゃ良かった!1も面白かったけど2はその2倍面白かった。個人的にアクション映画の中で1番好きな映画かもしれないです。

◻️脚本
本当にシンプルですぐに頭に入りやすい物語でした。アクション映画はこれくらいが1番良いなと思いました。敵も変に2、3人おるので無く、1対1なのでアクションにも集中しやすい脚本で良いなと思いました。その中でも、タイラーの過去の出来事やサンドロのタイラーへの怒りなど、サブストーリもきちんと動いていて退屈しなかったです。おそらく観る人にとってはサンドロはクソガキだと思う人はいると思いますが、何も説明なしにお父さん殺されたらそうなってもおかしくないよなとは個人的に思いました。また前作の男の子はかなりタイラーに従っていたので、そういう意味での違いもあってアリなのかなと思います。
ただなぜお母さんはやばい兄弟の1人と結婚してしまったのかと気になりました。

タイラーが息子を最期まで見届けなかったのは、おそらく死んでしまった息子の姿を見たくなく耐えきれないから、アフガンに行ったんだろうなと思いました。それでも息子は最後まで”世界を救いにいくヒーロー”に見えていて、タイラーの行動は良かったのか、良くなかったのか、かなり考えさせられてグッときました。あとヤズが死んでしまったのはショックやったけど、ニックが生きているので良かったです。
続編のパート3が決まっていてめっちゃ楽しみです。個人的な予想としては、タイラーの元妻が敵で、息子が生きていて、息子を救出しに行くとかだったら激アツだなと考えています。

◻️映像
もう色んな意味でヤバいでしょ。刑務所の長めのワンカットを全て繋げてワンカット風になっている映像が凄すぎて没入できました。前作も大概凄かったけど、今回はめっちゃワンカット風の映像が多くて最高でした。ワンカット大好きです。
メイキングを少し見てみるとカーチェイスのところがスタッフ同士がカメラを渡しているメイキングがあってマジか!?と思いました。

◻️まとめ
映画館で観たい作品です。
個人的にジョン・ウィックよりアクションはカッコいい!
続編楽しみです。

2024 45本目
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