きぬきぬ

ユー・アー・ノット・マイ・マザーのきぬきぬのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

取り替え子を火にくべると人間の本物が戻ってくるというアイルランドの伝承を現代でやっちゃった話。妖精に魅入られた少女の祖母は迷信深く実際に儀式を行い、赤ん坊の頃戻って来た少女は学校で酷い虐めにあっているし敬遠されてる。そんな少女の母親は鬱っぽいし、孤独で拠り所のない状態のところをまた妖精に狙われてしまうわけで、たちが悪いわ。
そんなわけで寒々としたアイルランドの田舎町は暗く憂鬱で鬱々としてる雰囲気は良い。妖精は虐めにも耐え、けっこうたくましく成長してる少女を甘くみちゃったのね。彼女に心通わせる友だちができて良かったよ。
きぬきぬ

きぬきぬ