TOTO

ベスト・セラーズ/小説家との旅路のTOTOのレビュー・感想・評価

2.7
「マイケル・ケインの無駄遣い――」

傾きかけた出版社を継いだ娘が、かつてベストセラーを飛ばした老作家を担ぎ出して数十年ぶりに新作を発表させ、二人で宣伝ツアーに出かけていく話……に特化した訳でもなく(サブタイに翻弄されるけど主題じゃない)、プロットが雑なのか、大事なところをはしょってる気がするし、説明不足だったり、無駄なシーンが多かったり、ラストも唐突感拭えずで、しかも真面目な話なのに登場人物のキャラクターがどれも漫画的で深みはないし、何よりストーリーに既視感があって、展開は予想通りでなんのサプライズもない。
良い話だから腐したくないけど、良い部分が見つからない。
困った。
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