スイス出身でドイツ映画TV アカデミーで映画を学び、初の長編「THE STRANGE LITTLE CAT」(2013)が世界各国の映画祭で数多くの賞を受賞、ドイツで大ヒットした双子の兄弟ラモン＆シルヴァン・チュルヒャーの長編第2作。1作目はラモン単独監督、シルヴァン製作だったが、今作では兄弟の共同製作、監督、脚本作品になっている。第71回ベルリン国際映画祭でプレミア上映され、「エンカウンターズ」部門最優秀監督賞と国際批評家連盟賞を受賞、2021年カイエ・デュ・シネマ誌ベストテン第8位に選出されるなど高い評価を得た。主演はNETFLIXドラマ「トライブス: 明日を拓きし者」(2021)のヘンリエッテ・コンフリウス。 リザは、マーラとマルクスの3人でシェアしていた部屋から出て独り暮らしを始めるため引っ越しの最中。撤去と搬入が繰り返される中、リザは新しい生活を楽しみにしていたが、取り残されてしまった気分のルームメイト、マーラの心情は穏やかではない。リザの母親アストリッドも手伝いに訪れ、引っ越し先の部屋にはそのアパートの上下に住む新たな隣人たちやペットも含め多くの人々や動物たちが集まってくる。その夜、ささやかな送別パーティが開かれるが、その席では男と女の嫉妬や狂気が渦巻く予想外の展開が待ち受けていた…。
『ガール・アンド・スパイダー』に投稿された感想・評価アメリカの“インディーズ映画の⾄宝”と称されるケリー・ライカート、待望の最新作。主演を務めるのはこれが 4 度⽬のタッグとなるミシェル・ウィリアムズ。美術学校で教鞭を取る彫刻家のリジー（M…
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