このレビューはネタバレを含みます
池松壮亮さんと伊藤沙莉ちゃんの声は素敵すぎると前々から思っていたので、そんな2人の会話ややりとりが心地良すぎました。
別れた状態のコロナ禍から始まり、2人の出会いまでの6年間の7月26日が巻き戻っていく物語。
7月26日が照夫の誕生日な事もあって、どの日にもドラマがあるなぁと思いながら観てたけど、環境や心理状況は1年間でこんなにも変わるもんか、いや実際そうかとか色々と考えながら観ていた。
メイキングインタビューで池松さんが出会いがあって別れがあるところがこの映画のいいところって言っていて、それに続いて別れがあるからまた再開できる、という言葉がとても心に残りました。
照夫の部屋、花恋の麦絹ハウス感もあって、良かったな〜あんな家に住みたい。
脇を固めるキャストもとてもよかった
照夫の上司の牧田さんのタコヤロウ!と屋敷さんの夏始まりましたわはめっちゃ笑いました。
くすりと笑えるシーン、ジーンと沁みるシーンの塩梅が絶妙で、タイトル通りちょっと思い出しただけ、心地よかったです。
BGMや音楽がほとんどなかった分、劇中やエンドロールのクリープハイプが五臓六腑に染み渡りました。
これはレイトショーでもう一回かな
2回目絶対いい
追記
2回目はまさかのオールナイト4本目、
新文芸坐の俳優・伊藤沙莉 ブクロに狂い咲けvol.2のトリでした。
伊藤沙莉さんのお話を生で聞いて、いろんな作品を観た後の4:05から、エンディングのナイトオンザプラネットで朝に溶けそうでした。
ちょっと思い出しただけじゃないよ、
夜にしがみついて、朝で溶かして