ベルファストのなめろう君のネタバレレビュー・内容・結末

1969年の北アイルランドでこの様な紛争が行われていること自体が、恥ずかしながら知らなかったので、衝撃的だった。当時の日本と同じ様（それ以上…？）な文化や娯楽が成熟している一方で、民族・宗教の対立、悪化した経済状況下で同国民が啀み合い暴力に発展する北アイルランドの状況は興味深く恐ろしく見えた。
そんな状況下で生まれ故郷を離れる選択をする様子を丁寧に描かれていて凄く哀れみを感じた。
主人公バディの周りのベルファストの人々が、バディに対して少年にも関わらず対等の人間関係で等身大に接している感じが愛おしかったし、特におじいちゃんがカッコよすぎた。
結果アイルランドにとても興味を持った！