海辺に一人バカンスに訪れたレダ。偶然出会った若い母娘から目が離せなくなり…。
レダが優雅に過ごしているところに突如現れたDQN(死語か?)御一行様。騒がしいわ、場所を譲れだわ一気に不快感。その中にいた若い母親ニーナ。
回想シーンに出てくる女性のビジュアルとレダのビジュアルがかなり違ったので、レダ本人の話なのか母親の話なのかよくわからないまま前半はちょっと退屈で長く感じたんだけど、レダとニーナが接触し始めてから面白くなってきた。
レダの過去に対する苦悩や後悔は理解できるけど行動が理解できない。不可解すぎるわ。あんな奴らに関わらなきゃいいのに。ニーナに過去の自分を重ねてしまったからなんだろうけど。一番不可解なのは人形…。
過去に何があったのかはもちろん気になったけど、人形のことが一番ハラハラしたわ。管理人が来ても隠さなかったのはなぜ?ニーナのことを思いながらなぜ真実を話した?丸く収めとけばよかったのでは…?
全体的に不穏な空気で情緒不安定なレダもしんどかったけど、演じるオリヴィア・コールマンの無邪気な笑顔や涙いっぱい浮かべた表情はとても印象に残った。