シリアスに戦争と多様性を扱っている
が、ちょっとだけ惜しいダーク寄りファンタジー
第一報ではステキB級品と期待したのも今は昔
テルミン登場でまず大歓喜
見世物小屋からの戦争描写への流れが美しくて直に惹き込まれた
未来を見るシーン、鉄扉越しの掌、
列車バトルからのエンディングへも、見せ場はどれも美しかった
追加に恵まれた者、
傷痍や生まれつきの不足を与えられた者たち、
皆キャラが魅力的なのにイマイチ内面や過去の掘り下げが浅いのが惜しい
ルックスは癖に刺さる割合高くてかえって集中を削いだ(´∩。• ᵕ •。∩`)
曲り背さんと義足さん好きすぎた……勿論蟲使いくんもフランツも
フランツ、なんて哀しい顔するんだ
彼の表情だけでこの映画は価値がある
大回転の丸出しは必要性感じないし、
わんわんスタイルも敢えてそこは獣感に真逆の高等で高尚なヘンタイスタイル(がどんなのかは知らんけど)がよかっなとも
途中からどうやって終わらせるんだ?と心配になるほど風呂敷は大きく感じる
そして「マジかよ!」に同意な力業でザックリ畳んだ感じ
好きです
生玉ねぎは空気さらしが私は好きです
見逃しかけたけれど、
くどくどと私の為みたいな上映館立地とタイムスケジュールに根負けして
これも縁ですね
観られてとても良かった