阿部サダヲさんがめっちゃハマってる殺人鬼の話
何だか『羊たちの沈黙』のハンニバルレクター博士を思い出した
主人公まさやの家は祖母が亡くなったばかり
母は弱々しく自分で何も決められない
父は頑固で独善的だ
そして父はレベルの低い大学に入ったまさやを蔑んでいた
そんな時まさやに手紙が届く
少年少女の連続殺人で捕まった男からだった
まさやはこの男がやっていたパン屋に少年時代によく通っていた
拘置所に面会に行ったまさやに男は殺人鬼だとは思えない礼儀正しい優しい声で語りかける
少年少女の殺人は認めるが最後の大人の女性の犯行は自分では無いので調べて欲しいと…
まさやは男の犯行を調べて行くうちに段々と男の犯行に迷わされて行く
犯人のハイムラが巧みな話術で人々を操っていくさまが少しづつ増殖している感じとかめちゃくちゃ怖かった
最初は高圧的な刑務官も段々ハイムラに操られていきいう事を聞くまでになるのは怖かった
きっとめちゃくちゃ頭が良いんだろうな
発する言葉と手紙という手で自分を信じさせ操っていくなんて普通の人はできないし
何手先も読んだ上の行動がもう怖い😱
皆んな何故か信じて好きになってしまうのだから…