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マルクス一番乗りのkazu1961のレビュー・感想・評価

マルクス一番乗り(1937年製作の映画)
3.6
▪️JPTitle :「マルクス一番乗り」
ORTitle:「A Day at the Races」
▪️First Release Year : 1937
▪️JP Release Date : 1938/03
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-150 再鑑賞
🕰Running Time : 111分
▪️Director : サム・ウッド
▪️Writer : ジョージ・オッペンハイマー
▪️MusicD : ブロニスラウ・ケイパー、ワルター・ユルマン、フランツ・ワックスマン
▪️Cast : マルクス兄弟、モーリン・オサリバン、アラン・ジョーンズ
▪️Review
やっぱりドリフですよね!!グルーチョがハーポやチコにイジられている時はいかりや長介、そしてダンスしてる時は志村けん、そしてハーポがピアノを弾きながらぶち壊すシーンは仲本工事がオーバーラップしました!!
本作は前作『オペラは踊る』と並ぶ大ヒットを記録しました。全作と同じくS・ウッド監督。この二作品がマルクス兄弟絶頂期の作品ですね。前作に比べてひとつひとつのギャグシーン、シークエンスが長いので少しストーリー展開に冗長感はあるものの、勧善懲悪、敵役への嫌がらせや、マルクス兄弟のギャグや芸、そしていつもの展開は安定そのものですね!!

物語は。。。
経営危機のサナトリウムのオーナー、M・オサリヴァンを雇われ運転手のチコが励まします。彼らが頼みとするのは唯一の顧客の富豪夫人。彼女が執心のフロリダの獣医グルーチョを招いて、施設の看板にしようとします。腹黒いマネージャーに経歴を疑われた彼は、無茶苦茶な治療法をさも効果適面のように語ってケムに巻きます。馬好きの彼は隙を盗んでは競馬場通い。それはチコも変わらずで、二人、騎手をクビになったハーポと仲良くなって、自分の持ち馬で一発当てようというオサリヴァンの恋人の売れない歌手に協力し、サナトリウム乗っ取りを企む悪党たちの奸計を阻みます。。。

クライマックスの競馬を遅延させるためのギャグの知恵の連発が素晴らしいですね。そしてお約束通りのエンディング。鑑賞して温かくなれる作品です。

▪️Overview (映画. comより)
「オペラは踊る」と同じくサム・ウッドが監督したマルクス3兄弟主演映画で、助演も同じくアラン・ジョーンズ、マーガレット・デュモン、シグ・ルーマンの面々に「ターザンの逆襲」のモリーン・オサリバン、「オペラ・ハット」のダグラス・ダンブリル、エスター・ミューア等である。脚本はロバート・ピロッシュとジョージ・シートンが共作のストーリーをさらにジョージ・オッペンハイマーと協力して書いた。撮影は「地獄への挑戦」のジョセフ・ルッテンバーグ担当。
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