えいわ

笑いのカイブツのえいわのレビュー・感想・評価

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)
2.5
「伝説のハガキ職人」として知られるツチヤタカユキの同名私小説を原作に、笑いにとり憑かれた男の純粋で激烈な半生を描いた人間ドラマ。

NHKでやってた視聴者投稿のバラエティ番組「ケータイ大喜利」でレジェンド取ったことで自分が一番オモロイと思っている土屋。

構成作家になりたいからと漫才劇場に飛び込んで、
お情けで作家見習いになったものの自分本位で劇場に寝泊まり、挙げ句にトラブルを起こして逃亡。

また家に引きこもって今度は芸人ラジオのハガキ職人。
実力が認められて上京。こちらも作家見習いとして働きはじめるが、番組スタッフとの反りが合わなくてこちらも逃亡。

これが実話だという事に怒りを感じた。
折角貰ったチャンスを自分本位でことごとく潰して大阪に帰り、まともに食えてるのか分からない作家活動の中で自叙伝を出版。映画化。

俺一番オモロイです!とかイキってる若者の失敗を映画化して何が面白いのか分からないし、共感もできないし、
主人公の土屋のクズっぷりに嫌気が差した。

あと実際土屋さんの年齢は36歳。
36歳程度で激烈な半生??はぁ???

何にも努力してない怠惰な半生やな。
えいわ

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