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愛なのにのyotsubato12のレビュー・感想・評価

愛なのに(2021年製作の映画)
3.5
うーん。甘いのかエロいのか、純愛なのかキモい話しなのかよくわからない作品だった。
多田さんと岬の関係はほのぼのしてていいんだけどちょっとだけ気持ち悪さが残ってるし(18歳になれば法的にはOKだけど周りの目はずっとついて残るよね。)
一花の良さどこ?(多田さんが好きになった理由)が全くわからなかった。
魅力どこ?忘れられなくてひきずるくらいに好きになる魅力はどこにもないんだけど?

一番理解できたのが美樹だな。やってることはまぁあれだけど一貫してるし彼女の考え、解釈、人間像が一番伝わってきた。後腐れなくやりたい人とする。そこに愛はいらない。ってのが伝わってきて性格も嫌いじゃないし良き。

セックス下手なの笑った。いや~セックス下手な人と毎回するの苦痛じゃない?美樹よくたえたな。繋ぎかな?まぁいっか、とりあえずこいつで。みたいな感じなんだろうか。
一花はマジでわからん。最後までわからん。性格も考え方も。わかることは(多分結婚後物足りなくなって違う人と不倫して離婚するんだろうな。)ってこと。
結構大事よ。相性。いや、相性の前に下手なのは嫌だな。早々に飽きて耐えられなくなるだろうなぁ。

岬はずっと岬のままでいて欲しい。で、2人の間に流れる空気感がずっと続けばいいと思う。が、毒親だから早く自立できるといいな。
親といえどプライバシー無視とか気持ち悪いし、まず娘と話し合えよ!
何故乗り込んできた?住所どうやって調べた?逆にキモいんですけど。
ってなったわ。

まぁ色々言いたいことはあるけど
変わってるようででももしかしたら普通に世の中のどこかでおきてるだろう色んな恋愛観、価値観を覗かせてもらえたそんな映画かな。
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