kazu1961

愛なのにのkazu1961のレビュー・感想・評価

愛なのに(2021年製作の映画)
4.0
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-386
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋昨日の『猫は逃げた』と連続鑑賞!!城定秀夫と今泉力哉が互いに脚本を提供しあってあってR15+指定のラブストーリー映画を製作するコラボレーション企画「L/R15」、本作はそのうちの一つ。監督:城定秀夫×脚本:今泉力哉による本作は、古本屋の店主と、店主に求婚する女子高生、店主の憧れの女性とその夫など、一方通行の恋愛が交差し二転三転する先の読めないラブストーリー、そんな交差する愛を通じて“愛とはなんだ”を巧く描いていますね!!

🖋城定秀夫監督なのでL/R15のソフトエロは健在。でもそれ以上に大人たちと子供との恋愛コメディ、それぞれの登場人物がみな可愛らしくて和みます。不器用ながらお互いの気持ちを純粋に、かつ面白おかしく伝えていくそんな様を城定×今泉流の優しさで包み込んで、ほんと心に響いてきます。

🖋古本屋店主・多田浩司を演じるのは、瀬戸康史、多田の憧れの女性・一花役は、さとうほなみ。多田に突然求婚する女子高生・岬役に、河合優実などがみんなが自然体で演じています。女子高生・岬役の河合優実も可愛らしさがツボでしたね!!

🖋今泉ならではの全員片想いの脚本がとても素晴らしい!!そして躍動感あるカメラワークは城定ならでは。コラボとしては『猫は逃げた』を含めて大成功ですね!!
本作でも猫のカンタと飼主の広重が登場するのには拍手でしたね!!あと中島歩演じる亮介の〇〇〇がヘタというオチは大笑いでした!!

😌Story:(参考: ムビチケ)
古本屋の店主・多田(瀬戸康史)は、一花(さとうほなみ)のことが忘れられない。その古本屋には、女子高生・岬(河合優実)が通い、多田に一途に求婚。一方、亮介(中島歩)と婚約中の一花。式の準備に追われる彼女は、亮介とウェディングプランナーの美樹(向里祐香)が男女の関係になっていることを知らずにいて…。

🔸Database🔸
・邦題 :『愛なのに』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2022/02/25
・上映時間 : 107分
・受賞 : ※※※
・監督 : 城定秀夫
・脚本 : 今泉力哉、城定秀夫
・原作 : ※※※
・撮影 : 渡邊雅紀
・音楽 : 林魏堂
・出演 : 瀬戸康史、さとうほなみ、河合優実、中島歩、向里祐香、丈太郎、オセロ(猫)

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「性の劇薬」「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫が監督、「愛がなんだ」「街の上で」の今泉力哉が脚本を務め、瀬戸康史の主演で一方通行の恋愛が交差するさまを描いたラブコメディ。城定と今泉が互いに脚本を提供しあってR15+指定のラブストーリー映画を製作するコラボレーション企画「L/R15」の1本城定と今泉が互いに脚本を提供しあってR15+指定のラブストーリー映画を製作するコラボレーション企画「L/R15」の1本。古本屋の店主・多田は、店に通う女子高生・岬から求婚されるが、多田には一花という忘れられない存在の女性がいた。一方、結婚式の準備に追われる一花は、婚約相手の亮介とウェディングプランナーの美樹が男女の関係になっていることを知らずにいた。多田役を瀬戸が演じるほか、一花役を「窮鼠はチーズの夢を見る」のさとうほなみ、岬役を「由宇子の天秤」の河合優実、亮介役を「よだかの片想い」の中島歩がそれぞれ演じる。
kazu1961

kazu1961