このレビューはネタバレを含みます
羊が何を産んだのか、その姿が映されないまま夫婦の反応でしか読み取ることができなくて。まあ想像はついたけど。これはこのまま姿見せずにいくのかー？と思ったら映った！想像通りだったけど実際観てみるとなかなか衝撃的。
説明はなくてもこの夫婦が幼い子を亡くして後悔しているというのはわかったし、そんな時にあの子が産まれたら…そりゃ可愛がってしまうだろう。普通に可愛いかったし。義弟が帰ってきてヒヤリとしたけど義弟もあんな風になってしまうんだもんな。
夫婦にとっては幸せであっても周りから見れば奇妙な光景。ずっと不穏な雰囲気は流れていたし、どういう結末を迎えるんだろう？と。ベッドシーンが長かったからあの後妊娠して本当の子供が産まれた時にアダの扱いに困るとか…その予想は外れたけど(笑)
マリアと義弟の関係がよくわからなかったのだが。過去に何かあったってこと？本気で嫌がってそうにも見えなかったしな。マリアに関しては母羊にそこまでする？とも思った。
そしてラスト。そうだ、母羊がいるのなら父親だっているんだった…！そんなとこで終わるか〜？なラストだったけど考察読んだらいろいろあるみたい。キリスト教とかギリシャ神話とか。その辺り詳しくないので深くは読めなかったけど、それでも面白かった。男っぽい役が多いノオミ・ラパスもなんか新鮮だったな。
