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LAMB/ラムのデイのレビュー・感想・評価

LAMB/ラム(2021年製作の映画)
3.9
あけましておめでとうございます㊗️

最近は月に一本程度しか映画を観れておりませんが、今年もよろしくお願いします☺️

新年一発目がこの映画って…。


ヨルゴス・ランティモス監督の
「聖なる鹿殺し」という作品が好きで、この作品もギリシャ神話からの作品でしたね。

この作品もそうなのだとの事。

ギリシャ神話が分からなくても
"因果応報"と言う言葉が日本にあるから、分かると思います。

酷い事を他者にしたら、自分に返って来るって事。

他者を犠牲にして成り立った幸せは、いつか崩壊する。


羊飼いで生計を立ててる夫婦。

ある雌羊が出産をする。
この雌羊を動物じゃなくて人間と思えば良いと思う。
もし、人間の女性だったら?と。

妻は、生まれたての子を雌羊から取り上げてしまう。
そして、幼くして亡くした子供と同じ名前であるアダと名付ける。
(ここはフィルマのアラスジに書いてあるから、書いても良いですよね?)

産んだ子を返して欲しい雌羊は、毎日、頻繁に家の外でメェエー!!と鳴いて来るのだけれど、

妻が
「来るなー!!失せやがれ!!」
と暴言を吐き、
とうとう、その雌羊を猟銃で殺して埋めてしまう。

なんか、妻の方が頭オカ過ぎて、やはり、女は母性ってものがあるからなのか。
夫は妻が幸せなら、それで良い。
今は幸せだ。
ってスタンス。

夫の弟が家に来て、
「え?!」
ってなったり、殺しちゃおうかな?と思ったりするものの、結局は甥として可愛がる事に…。

でね…。最後の方に出て来たヤツ…に、飲んでたカフェオレを吹きそうになりました😆

ナンジャコリャー!!w
もうちょっと捻りが欲しかったなー。

にしても、ポーダーコリーのワンコは罪が無いのに😭。
ワンコ好きとしては胸が苦しい。

うちもワンコが居るのだけれど、
お散歩の時にポーダーコリーの○○ちゃんに良く会うんですよー😢

あと、近所に動物と触れ合える場所があって、羊も居て、良く見るのだけれど、
羊の瞳は真っ黒では無いですよね?
(細かいツッコミ)

あのナンジャコリャー!!なヤツが出て来なかったら、もっと評価は高かったかもしれないです。

どちらにせよ、アドくんは可愛いし、そして、アドくんが可哀想…。

あんなアドくん、こんなアドくん。

アイスランドの広大な景色と、雲の流れや、時に厳しい天候やら…。

たまに川も出て来ますが、やはり、私は、この作品も私にとっては、ワンシチュエーション映画になってしまって、
たまに町まで降りて買い出しに行くとかのシーンが欲しかったです。

……

私は羊は食べない(食べられない)けれど、"仔羊"ラムのステーキとかは、絶対に食べ無いと決めました!!
仔牛も食べないぞ!!
ヴィーガンでは無いです!押し付けヴィーガン大嫌い!!

……


アイスランド映画は
「ハートストーン」
(本当に本当に大好きな映画)

「好きにならずにいられない」
が好きですねー。

……

以下余談
(って、余談ばっかりですが💦🙏)

日本ではまだまだマイナーなスポーツのハンドボール。
北欧ではメジャーなスポーツなんですよね。

実はワタクシ
高校生の時、ハンドボール部のマネージャーをしていました。
余りにキツくて、4人居たマネージャーが私を残して3人辞めてしまい、
私も一年生の時に辞めてしまいました😅💦

だって、朝練、夕練、土日は試合で休み無し。
大変だったなー。
デイ

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