RumNekko

猿の惑星:創世記(ジェネシス)のRumNekkoのレビュー・感想・評価

3.7
他の惑星の話じゃなくて地球が『猿の惑星』になっちゃうかも‥っていう内容。娯楽映画として素直に楽しめた。

人間の開発したアルツハイマー治療薬。それによって身籠っていたチンパンジーの知能が向上。母猿は殺されたが子猿のシーザーは密かに人間に育てられる‥。

初代『猿の惑星』は第二次世界大戦で日本人と戦い「東洋の黄色いサル」に徹底的に打ちのめされた恐怖の原体験から‥と言われていた。なのでこのシリーズはずっと不快で避けてた。古い話だね。確かに似てる人は私の周りにいるけど‥。

この作品の主役の猿シーザーを演じているのはアンディ・サーキスという俳優。キングコングを演じた人なんだって。霊長類俳優!?
猿の群れたちのCGは少し違和感があった。評判の悪いトム・フーパーの『Cats』の猫たちのような感じがした。

音楽はパトリック・ドイル。『ブリジット・ジョーンズの日記』や『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を手がける。イギリス王室の依頼でチャールズ国王『戴冠式行進曲』も作曲している。

最後は『霧のサンフランシスコ』だったね。
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