猿の惑星キングダムの公開前に三部作を再度見返してみました。
第一作目に当たる創世記は旧シリーズ「猿の惑星征服」のアップグレード版でストーリーも酷似しており猿のリーダーがシーザーという点も同じ。
実験動物として人間社会で酷い扱いを受けてきた猿達が、高度な知能を持つシーザーの下に団結し、革命を成し遂げるまでの物語。
とにかくシーザーがボスに上り詰めるところが面白くて（「征服」には描かれていない）裕福な優等生が突然不良学校に転校させられ、賄賂や協力者を仲間につけて頂点まで成り上がる感じ笑。
なんか応援しちゃいます。
一方で赤ちゃんのシーザーを助け出し、こっそり育てるウィルがいい人みたいに描かれるが、コンプラ無視だしシーザーがウィルとの別れが原因で人間を見限り反乱を起こしていく事から、ウィルの人間性は難ありだし善人に描くのも無理がありますね。
アクション映画としてはすごくよくできていて、終盤の猿対人間のバトルは圧巻。
新世紀に続く
