ウパニシャッド哲学のブラフマン(大宇宙)に自分を同一化していく幻想を映像化。『エニグマ』と同じくスキャニメイトとタイトル撮影装置を組み合わせて撮影されている。(イメージフォーラム)
異質なものの混成に興味が向いた70年代
音楽は湯浅譲二が1964年に制作した電子音楽『ホワイト・ノイズのためのプロジェクション・エセンプラスティク』が使用されている。
↑(川崎弘二「松本俊夫の映画音楽」『町立久万美術館2012年度自主企画展 白昼夢―松本俊夫の世界』町立久万美術館、2012年)
ドライアイスから発生するガスの映像をスキャニメイトに取り込んで制作されている。