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呪呪呪/死者をあやつるもののsonozyのレビュー・感想・評価

3.5
ある殺人現場。被害者からは多量の麻痺性貝毒が検出され、近くで腐ちていたのは容疑者と見られる死体だった...という不可解な事件の導入。

死体が殺人を起こす?警察が混乱する中、真実を追い求める独立系ニュースメディア「都市探偵」のイム(オム・ジウォン)に真犯人を名乗る男から生中継でインタビューを受けたいとの連絡が。

現れた男は本名を堂々と告げ、死体を操る呪術師で、今後さらに3人を殺すと、スンイル製薬の上層部の名を挙げる。それを防ぐには、スンイル製薬のピョン会長が自らの過ちに対し誠意ある謝罪をすることだと警告する。
インタビューを終え、警察が取り押さえようと構える中、イムを刃物で脅しながら出ていこうとする男は突然腐ちて座り込む。その男も操られた死体だったのだ・・・

スンイル製薬は何をしたのか。
死体を操っているのは誰なのか。

イムが行方を心配していた謗法師(呪術使い)の可愛い少女ソジン(チョン・ジソ)の登場。
都市探偵の新人ジェシー(イ・スル)の正体。
スンイル製薬の会長の娘で後継者となるビョン・ミヨン(オ・ユナ)のクソキャラっぷり。

呪術者に操られる死体は「在此矣(ジェチャウィ)」と呼ばれ、ゾンビとは違い、見た目は人間、会話も普通、運動能力が高く、急所をやられない限り撃たれてもすぐ復活、目的を達成すると腐ちて座り込む。やつらの団体でのアクションシーンが最高です。

ドラマ『謗法(ほうぼう)〜運命を変える方法〜』のその後を描いた劇場版との事。ドラマは見てませんが、楽しめました。
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