いきなり船は操縦するわ、自作の飛行機飛ばすわ、果ては潜水艦まで自作で。
船やバイクをくれちゃう太っ腹な大人も居る。
その全部が少年の見た夢なのだとしたら（夢オチのような）…。そう仮定すると納得行くような、有り得ないファンタジー。
有り得なさ過ぎるシチュエーションに子供なら疑問を持たない。
有り得る設定があって欲しくてモヤモヤするのは私が大人になった証拠なのかも知れない。
すべての発明は有り得ない夢を描いて行動を起こすことから始まった、筈なのに。
「こんなことは有り得ない」、「常識では〜」、「危険を避けるには〜」…と、どんどん消極的に無難に生きるようになるのが大人だ。
常識を超えて行くのって難しい。
それなのに、この映画の子供達は総ての常識をぶち壊してガンガン進んで冒険して行く。
もう一度そんな心に戻りたいなぁ。
