《貫く沈黙、沈む真実。》
ガリレオ映画でこれはまだ観ていなかったですが、先週に続きテレビでオンエアしていたので観てみました。
何よりも辛いのはどうやったって『容疑者Xの献身』と比べられること。
そんなの越えれるわけ無いんだけど、やっぱり見終わった後に物足りなさだけ感じてしまいました。
冒頭はとにかく引き込まれた。
凄まじいスピードで一人の少女が周りの人間に愛され、夢に向かっていく中で最後に被害者となる流れ。
ここが一番面白かった。
正直この映画をグラフにすると綺麗な右肩下がりでした。
最初はめっちゃ面白かったのにドンドン真実が明らかになるに連れて映画の魅力がなくなっていきました。
それまで思い入れがあるキャラがいたのに、全く思い入れのないキャラが急に重要人物になってきたのがいまいちでした。
後、被害者の子が最後で印象少し悪くなるのもどうかと思う。
後、『ガリレオ』過ぎた。
『容疑者Xの献身』が好きなのはテレビシリーズの匂いを全く感じさせなかった。
でもあまりにも演出や手口が『ガリレオ』だったなぁ。
キャストの演技や前半は素晴らしかったので凄く惜しかった。
