takanoひねもすのたり

真・事故物件 本当に怖い住民たちのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

2.8
再鑑賞。2観てから連投しようとしてたけど、当面予定が無さげだし下書き整理の供養文。

アイドルの卵とyoutuber2人が事故物件で暮らし始めたところ怪奇に襲われるっていう、よくありがちなオカルト物。
藤沢悪魔払いバラバラ殺人事件が元ネタで舞台設定の背景程度だけど使われてる。

人間ドラマや登場人物の内面に重きを置くことなく、関係性のみ、情緒の補完にMV風なシークエンスを挿入してエモさをトッピング。
主軸になる心理変化が無いため、展開がまま唐突に感じてしまう。
とはいえ監督の作品って大概こういう感じなので、ある意味でブレないんだけども。
音楽の使い方もスタイル変わらんし。

片桐(渋江譲二)と安藤(小野健斗)とのシーンは、会話の微妙な温度差とテンポのズレがちょっと良かった。
突然激する安藤に(お前どうした😂)ってなる。
そういや指輪は何で襲われないん?
祖父母のペアリングだった?
「安藤さん、好きなものないんですか?」
「俺はお前が好きだぜ」
片桐→安藤へ指輪、ってシーンの並びでちよっとだけ美味しい。

口から内臓ゲボーは良かったけど、途中のカットで口の造形が置物みたいになってたのは残念。あと包丁がペティナイフかよってサイズだった、せめて牛刀か肉切り包丁……。

四肢切断されてたyoutuberが何故か復活してたり、まさか身内にw?のラストは説明一切放棄の置いてけぼりは、何となくいつもの感じだった。