もうage57

流浪の月のもうage57のレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.1
原作読了済みなのでストーリーはわかっていた。切ない。なんとかならないかね。2人の気持ち。主人公の女の子はつらい日常、特にいとこの男の子からの性的イタズラが嫌で、帰宅したく無い。主人公の大学生は、自分の身体のコンプレックスから大人の女性を愛せない、いわゆるロリコンになる。雨の日、2人は出会う。でも、私達はそれを犯罪として見て犯罪者の男と被害者のかわいそうな女の子と見る。報道、SNSでこんな野郎は消えてしまえと思ってしまう。間違えとは言えないし、自分の身内が被害にあったらこんな変態は許せない。自分の息子が加害者になったら生きていけないほど後悔する。でも、この2人は惹かれあってしまった。このことを理解出来るのは2人だけ。だから切ないと思ってしまう。どうすれば良かったのか?わからない。