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恐るべき子供たち 4Kレストア版のJHATのレビュー・感想・評価

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何の緊迫性も感じられない、軽さそのものである喧嘩にエドワード・ヤンを思い出してしまい、さらにいかにも演技してます!という様子には溝口の赤線地帯を思い出してしまい、結果として完全に心を閉ざしてしまう。(時代的な技術問題はあるだろうが)どうしても演技の記録にしか見えないカメラワークも当然感動を与えるものではない。拳銃が出てくるラストは問答無用で高評価ではある。喧嘩によるマイナスはジャン・コクトーによるものだろうが、この演技・画面構成ではメルヴィルとアンリ・ドカエの良さは伝わらないのでは
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