このレビューはネタバレを含みます
淡々としていて、静謐で、
台詞も登場人物の関係性の説明もほとんどなく、かなり余白が多い作品だった。
短歌が原作とのことで、納得。
不在に感じる存在。語らないことで語る。
引き算と余白、とても日本人らしい美しさ。
こういう作品、好みです。
説明がなくても、傷が癒えていく物語なんだな、というのは感じた。
耳をすませば大好き人間なので、ロケ地が聖蹟桜ヶ丘だとすぐわかった。笑
キノコヤって実在するの!こんないい感じのカフェあるなんて聞いてないぞ!
マスクに消毒手洗いうがいと、コロナ禍真っ只中に撮影されたこともあり、生活様式が反映されてる。その光景をもはや懐かしいと感じている自分に驚く。
題字は主演の方が書かれたんですね。好き。