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屋根の上に吹く風はのめがねのレビュー・感想・評価

屋根の上に吹く風は(2021年製作の映画)
3.6
様々な価値観が大切にされている今、
子どもたちにも学び方の選択ができることはいいと思った。
私自身
「どこで何を学ぶか」よりも
「学んだことをどう生かすか」を
考えてしまうのだが、
まさにここで学んだ子どもたちが、
どのように自分の力を生かして生きていくのか
そこに興味がある。
実際は、映像には表れていない泥臭さや課題などもあることだと思う。
それも踏まえてやはり言えることは、このような時代だからそこ、学ぶ場所がたくさんあっていい、という事。

以下トークショーについて
トークショーでは、不登校が24万人にもなってる現状を加えながら、その原因が今の学校教育であるかのようにお二人が述べられていたが、果たしてそればかりなのか。それを訴えている映画であるとしたら残念。
実際に学校現場の課題は多いと思われるが、世にあまり出ていない真の課題や昔に比べて確実に良くなってる点もあるだろう。(詰め込み教育と言われた昭和の授業より子どもに寄り添ったものになっているのではないのかな?ま、先生の差もあるでしょうが。)
加えて、昭和から大きく変化してるのは、保護者と子ども達も、ではないでしょうか。デジタルネイティブの今の子どもたちが抱える問題を全て今の学校教育だけのせいにしているのは安易では?と違和感を感じてしまった。
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