フィンランドで小さな食堂を経営する日本人女性の元に、訳アリの日本人女性が集い日常が変化していく。
アマプラの視聴期限が近いので滑り込み鑑賞。癒し映画で凄く良かった!
小さな食堂にちょっとずつ客が増えていくだけの話だけど、映画内を流れる空気が最高にゆったりしていて素敵なんですよ。
カメラワークもとにかく全然焦らない。変に画面を切り替えないから落ち着くんですよね。
くだらない日常会話もいちいち面白く、人を否定しない小林聡美やもたいまさこの柔和な笑顔にも癒される。
私は今仕事が忙しすぎて、休みの日ですら仕事のことが頭に浮かんできてしまう状態で。
だから「ボーッとするのって結構難しくないですか?」この台詞が分かりすぎて。
時間を気にせずやりたいことをやりたいように出来たらどんなに幸せだろうか…と羨ましくなった。
あとむちゃくちゃおにぎりが食べたくなる。それくらいおにぎりが美味しそうだった。
「たまにはゆっくり息抜きするのも生きる上で必要じゃない?」そんな風に問い掛けてくる優しい映画でした。