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TANG タングのpokotanのレビュー・感想・評価

TANG タング(2022年製作の映画)
3.3
ドローンが飛び交う近未来。
旧型ロボットと人間の友情物語で割とベタな話だった。

話としては、ベタ過ぎてやや物足りない。
タングが、都合よく記録が消えたり思い出したりするのも、ご都合主義。
ビジュアルとしては乾かすところは画になってたけど、宮古島でタング海に落ちたらショートするでしょ。
液漏れしてるぐらいポンコツなのに。
最後も、出ていくって電話して数日経ってるハズなのに、まだ奥さん家おるんかい。
出ていくまで決意してたのに、あれで仲直りして心変わりしたの?
馬場教授の足にしがみつくシーンも、何か下手な演出。

タングのVFXのビジュアルは素晴らしい。
ほんとにいるように思え、景色もビビッドなカラーで美しく、色彩など画は良かった。
とにかくタングが可愛い。
好奇心旺盛で健気なキャラクターがどんどん愛らしく思えてくる。
コーヒーを運んでくるシーンはたまらない。
キャストも好きな俳優さんが多くて良かったんだけど、かまいたちとジャニゴリ押しだろう京本大我のキャスティングは狙ったのがやや空回りで残念だった。
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