そもそも最初の出逢いが不可思議な偶然が導いた悲劇の始まり、そそくさと男は妻に別れを告げ運命の女と一緒になる姿は滑稽。

その運命の女が唐突に自動車事故死し、女が男の知らない顔を持っていた事を知ると言うサスペンス。

美しい情緒的風景・無機質な建築物や人間心理の揺らぎ描写を強調する映像は嫌いではないが、肝心の物語の中身がモヤッと中途半端で消化不良。

フランスの作家〝ヴェロニク・オヴァルデ〟の小説を映画化しているらしいが、この邦題が間違っている訳ではないが安易と言うか安っぽい..★,

面白そうでいて、何が何やらで面白さが分からなかった。
いる場所の無いはずの所で妻が死に、その死の真相を探っていくという設定は良かった。
妻の謎めいている感じは良い。

• #ドラマ

2021年、166本目。

まるで絵画の中の世界かと思うくらい美しい街並み、風景。
冴えない中年男性の主人公が運命的に美女と出会い、10年越しの妻と即離婚して彼女と結婚。
主張のない主人公を尻目に自由奔放極まりない彼女は急に事故死を遂げる。
死んでから徐々に見えてくる彼女の謎。
全てを理解出来なかったらのは私の理解力のなさか。

こんな場所に住んで毎日ワインを飲んでハンモックで眠りたいなぁなんて考えて観ていた。