RIO

わたしは最悪。のRIOのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
3.8
ノルウェーのオスロで暮らすアラサーのユリヤは、仕事や歳上の恋人との結婚など、自分の人生を定めきれずにいる。
そんなある日、気まぐれに紛れ込んだパーティーで、若くて刺激的な男性と出会い…。

物語は落ち着いた空気感の中で進んでいくけれど、予想外の展開があったり、鑑賞後には胸にチクリと何かが残るよう。
ユリヤのある種の奔放さはすごく共感するという訳ではないが、私も悩み出したら止まらなかったり、責任を他人に委ねてしまい自己嫌悪に陥るタイプではあるので…。
見ていて気恥ずかしくなったり、ふと考えさせられたり。タイトルの意味を考えると、少しやるせない気持ちになったり。

休日前の仕事終わりに、ひとり身を沈めるのにはいい作品だった。
RIO

RIO