あまんだ

地獄の門 4K レストア版のあまんだのレビュー・感想・評価

地獄の門 4K レストア版(1980年製作の映画)
3.8
いつもよりは、筋があったと思うねん。
ただ、あったとしても、映画って体を取る為の副産物やったとしても(笑)
多分、撮りたいな!って画がばっと浮かんで、それ中心に話決めてく節があるんちゃうかなって邪推。
逆に、そうあるからこそ、印象に残る場面が多いのかも。話が破綻してたとしても。
今回も、
※怪力で、脳をもぎるゾンビ。
※見つめられたら、血の涙。内蔵もどす。
※TMレボリューション並の風とともに吹き荒ぶ蛆。
※サラッと混ぜてるけど、それ怪異じゃなく、殺人やろ!て、グロ場面。
※そこ、そんな長い必要ある?て、蘇生シーン
※この場面に、この音楽あってる?て、挿入曲。(良い感じの音楽ではある。)
※ラストの監督のノリ(笑)
等、場面場面で、枚挙にいとまがないけど、話自体は、「はあ?」て、思うとこが私の想像を裏付ける。
まあ、いつもよりはまだマシやったけど(笑)
でも、ほんま、画というものに力入ってて、強引に観せてくる。

そこが良いんよな。ルチオ!

めっちゃ怪力のゾンビは、ほんま珍しくて、いや、体腐っていってるのに、そんな力入れて、あんたの体がいけんのか?って思うけど、あんなゴリラみたいなゾンビおんねんな、って気づきになった。
多分、私、「気づき」の使い方間違ってる(笑)
あまんだ

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