よくホラーパロディのネタとしてみかけるスクリームってそういえば観たことがなかったので観てみました。
ゴーストフェイスってこんなストレートに襲い掛かってくるのね、電話で恐怖を煽ってからはもうナイフでグサグサと物理的にただただ襲い掛かってくる…まぁ怖いっちゃ怖いのか…。
倫理観というかなんというかこの世界には独自のルールみたいなものがあるようで後半はもうホラー映画というよりはみんなで一丸となって舞台作品をつくる劇団のように見えてきてしまう。
友達のメンバーの中の誰かが犯人だという確固たるルールによって部外者の犯行の可能性は完全に断たれてしまったらしく身内での探り合い疑心暗鬼がはじまったり…観ている側も課せられたルールの範囲で犯人はどいつだろうって楽しんでねみたいな姿勢で挑まなければ違和感に苛まれてしまうかもしれない。
そもそもなんで殺し合いしてんのこの人たち…って現実を見ないフリしながら彼らの奮闘っぷりを楽しむことが今求められているんだ…!!