菅政権を批判しているような作品となっているが、色々と浅く弱い気がする。
特に予算委員会で菅前総理のことを、
「Aの事を聞いてるのにBのことしか答えないww」
と笑いものにしているが、別に菅政権が特別なんじゃなく、昔から与党は同じようなことをしてるんだけどな・・・。
もちろん今の岸田政権も。
まあ、予算委員会が笑えるのはその通りだけどね。
正直、そこら辺のコメディー映画よりも予算委員会の方が全然笑えると思う。
劇中で投票率のことを色々と話し合ってたけど、多分今後も支持率は上がらないだろうし、政治に関心なんて持たないんじゃないかな・・・。
「政治の質は国民の質」ってよくいうけど本当にその通りだと思う。
勝手に増税して国民の血税を海外にポンと渡しても支持率下がんないのに、総理の息子が公邸で忘年会したら支持率下がる国だからね。
どっちが自分の生活に直結すんだよ!!って思っちまうよ。
前から思っていたんだけど、国民の三大義務である「納税」を義務教育に組み込まないのはどうなんだと思う。
自分たちが払った税金がどのように使われるか理解していない。
だから、政治に関心が持てないんじゃないかな・・・。
最終的には「選挙に行こう!」って話に持って行っているが、本作を鑑賞するような人はもちろん選挙に行ってるだろうから、一体誰に向けてメッセージを放ってるんだ??