映像作品ということを知らずに鑑賞したため、最初は「騙された!」と思わざるを得なかったが、殺風景な劇場の舞台上で稽古を始めるであろうシーンから始まる今作品は斬新ではあり、気づいたらあれよあれよと作品の…
>>続きを読むロミオとジュリエットを演じた俳優が30歳前後だったが、年齢の引き上げはとても効果的だったと思う。2人の「悲劇」は若さゆえの暴走などではなく、誰の人生にも立ち現れ得る障壁と真っ直ぐに格闘した末の避けら…
>>続きを読むNational Theatre初の映画作品。
パンデミックに伴い、劇場が封鎖されてしまったゆえの試みであった。
スピルバーグのWest Side Storyと同日に鑑賞した記憶がある。
舞台と映…
素晴らしかった。演劇と映像作品のぎりぎりのところを見事に歩く。
『ロミオとジュリエット』という戯曲は、作中で命を落とす全ての若者たちを、あらゆる意味で守るべきだった(守れなかった)大人たちに宛てた物…
このレビューはネタバレを含みます
帰らない日曜日で気になっていたジョシュ・オコナー。
好きなナショナルシアターでロミジュリをやってたって知って観たかったんだけど封切りは終わっていて。
と思っていたらアンコール上映をやってるって知って…
このレビューはネタバレを含みます
どの役もどんな場面でも、
最後の方以外
怒りや悲しみに
声を荒らげることがほとんどなかった
静かな怒り、静かな悲しみ
意外だったけれど、とてもそれがリアルだった
大公、キャピュレットのいなし方が特…
(C) Rob Youngson