フィルマークス、初投稿。
前提として
1.ヒマだったから観ただけ(DVD)。
2.ただの個人の感想。少し修正した。
3.ダラダラ書いてます。
注意、ネタバレがあります。
個人的に良かった部分。
・ピッコロが主役なのは、本当に嬉しい。
・悟飯の視力低下が、生身の人間らしくていい。
・ベジータの、努力する天才の姿は最高。
・映像表現には心配があったけど、心配を上回って感動した。ストーリーパートも、アラレちゃんや初期DBを思い出させるような、鳥山流のくだらないコメディに声を出して笑った。
気に入らない部分。
・長い。
・悟飯の新形態、別にほしいと思わない。海外の人間が勝手に突っ走って描いた超ナントカ10とか、そんな感じ?そんなのを持ち込む程、オリジナルのアイディアは枯渇してるのかな。新形態頼みのシリーズ。
・セル戦で悟空がやってた事を、ピッコロがまさかの二番煎じで演じてる。ピッコロが一番怒ってた本人なのに、今回はかなり軽めに。いくら悟飯が大人になったからと言って、ピッコロにとってはかわいい弟子なんじゃないのかよ。自分が体張って守った弟子じゃないのかよ。
それを[怒ったら強いから、怒ってもらおう]って…、書くのも嫌になる。
・平和になっても厳しいピッコロの、その意思は今も健在。だけど、道具で潜在能力を引き出すのは…。それって、修業でやる事じゃないのかなぁ…。しかも、本格的にバトルしてもいないのに、今の自分に見切りを付けてるし。プライドは許したみたい。
・悟空は、いつも明るくて、強い戦士。たしかにそうだった。けど、なんだろう、違和感。ベジータなりの強さへの追求と紆余曲折を、リアルタイムで否定した。相手が強いと嬉しいんじゃないのか?斜めの斜めから上目線。
・ブロリー、狂暴性を半減したチワワ。孤独な爆弾ではなく、身寄りがなくなった可哀相なヤツになってた。前作で、魅力の方向が違う事になって、突き進むと思われる。もう、Z戦士。
・ガンマ、宇宙人にしか見えなかった。ヘドがゲロと同じ路線が嫌だったのは分かるけど。一体壊れるけど、感情移入するにはこちらを説得する時間がちょっと足りない。16号は、地球や自然が好きだから、自分ができない事を悟飯に託した。そこに観てる人も共感できた。ガンマは頑張った、以上。
・セル、原人。
・ビルス、ウィス、神の威厳皆無。言動、振る舞い、行動原理、ムリ。初登場からがっかりの神様。気分で破壊。中途半端に人間ベースのブス宇宙人に欲情して、性欲すごそう。見てられない。考えたくないけど、女見て男の本能丸出しな場面があると、そういう感情があるとしか思えない。次回作までには関係持ってそう。気持ち悪い。
・ウィス、グルメというより、乞食。
・チライ、何このキャラ。
個人的な比較として、同化前の神様は、神様らしかった。
[今必要なのは、強い者なのだ。]神様が、事態収拾の為に個の消滅を選んで、半身に託す。神様のラストは大好きなシーンです。
この作品を面白いと思ってる人を、絶対否定はしない。面白いと感じるからこそ、それが映画の醍醐味だから。
以上、映画日記。