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べイビーわるきゅーれのkazu1961のレビュー・感想・評価

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)
4.0
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-166
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋続編をも期待してしまう、何とも言えないブラッキー&青春な世界観。結構癖になりそうです。高校を卒業したばかりの共同生活を始めた“元女子高生”殺し屋コンビの凸凹バディがほんと可愛い!!その2人がキレッキレのアクションとブラックな会話、その会話がまたボソボソ喋って聞き取れないのがまたリアル。

🖋監督・脚本:阪元裕吾の見事な演出。どこまでリアルでどこまで役作りかの境界線が曖昧なのもまた良し!!ほんとに面白い女子バディアクション。可愛い殺し屋コンビの2人からは想像もつかない激しいアクションが凄く良いです。ほんまに何人簡単に殺すことやら(笑)。この殺し屋2人、注目の新人女優の髙石あかりと女性スタントアクションの伊澤彩織のコンビがほんと最高!!ほとんど無名なのにこの存在感、特にラストのまひろ(伊澤彩織)の戦いは目を見張ります。

🖋社会不適合者な“元女子高生”殺し屋コンビが頑張って社会に馴染もうと頑張る異色の青春映画、女子とて侮れない、本格的なアクションシーンと、今の時代ならではの、若い世代の考え方や価値観が散りばめられた物語、とても面白い作品です。

😆Story:(参考: 公式サイト)
女子高生殺し屋2人組のちさととまひろは、高校卒業を前に途方に暮れていた・・・。明日から“オモテの顔”としての“社会人”をしなければならない。組織に委託された人殺し以外、何もしてこなかった彼女たち。突然社会に適合しなければならなくなり、公共料金の支払い、年金、税金、バイトなど社会の公的業務や人間関係や理不尽に日々を揉まれていく。さらに2人は組織からルームシェアを命じられ、コミュ障のまひろは、バイトもそつなくこなすちさとに嫉妬し、2人の仲も徐々に険悪に。そんな中でも殺し屋の仕事は忙しく、さらにはヤクザから恨みを買って面倒なことに巻き込まれちゃってさあ大変。そんな日々を送る2人が、「ああ大人になるって、こういうことなのかなあ」とか思ったり、思わなかったりする、成長したり、成長しなかったりする物語である。

🔸Database🔸
・邦題 :『ベイビーわるきゅーれ』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2021/07/30
・上映時間 : 95分
・受賞 : ※※※
・監督 : 阪元裕吾
・脚本 : 阪元裕吾
・原作 : ※※※
・撮影 : 伊集守忠
・音楽 : SUPA LOVE
・出演 : 髙石あかり、伊澤彩織

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
社会不適合者な殺し屋の少女たちが、社会になじむため奮闘する姿を描いた異色青春映画。高校卒業を目前に控えた女子高生殺し屋2人組のちさととまひろ。組織に委託された人殺し以外、何もしてこなかった彼女たちは、高校を卒業したらオモテの顔として社会人をしなければならない現実を前に、途方に暮れていた。2人は組織からルームシェアを命じられ、コミュ障のまひろは、バイトもそつなくこなすちさとに嫉妬し、2人の仲も徐々に険悪となっていった。殺し屋の仕事は相変わらず忙しく、ヤクザから恨みを買ったことから面倒なことに巻き込まれてしまい……。ちさと役を高石あかり、まひろ役を伊澤彩織がそれぞれ演じる。監督は「ファミリー☆ウォーズ」「ある用務員」の阪元裕吾。
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