ラッキー・ライフのきっと安田のレビュー・感想・評価

「ミナリ」の監督、リー・アイザック・チョンの長編2作目ということでミナリと本作の共通点でいうと苦境に立たされた人々がそれぞれの立場や抱えた思いを描いている点だと思います。

本作の方が説明的にはならず、詩的であり、ドキュメンタリー的なアプローチを感じました。

淡々と物語は進んでいくのですが、淡々と描かれていくからこそ、その中での登場人物たちの機微が浮かび上がってくる作品でした。

本作でのお気に入りのセリフ
「僕たちだけのものだ」