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シン・仮面ライダーのkazuのレビュー・感想・評価

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
3.8
1971年から1973年にかけて放送された石ノ森章太郎原作の『仮面ライダー』を庵野秀明が監督・脚本を手がけて新たに映画化したものです!

全国最速公開記念・舞台挨拶中継のチケットで鑑賞👀

前提として2人のライダーである本郷猛(池松壮亮)と一文字隼人(柄本佑)は観る前から配役のイメージが違うよなぁ~と思っていましたが・・・やはり微妙でした🤨

作品自体は、石ノ森章太郎の原作コミックや当時のTV版『仮面ライダー』『ロボット刑事K』『人造人間キカイダー』『イナズマン』などのオマージュが随所に散りばめられているので知ってる方なら "おぉぉ~!!" となりますが、それらを知らないと楽しさは半減するオタクパワー全開の作品に仕上がってます🎉

また『シン・ウルトラマン』同様、当時の特撮を意識してるのか、動きや構図(カメラワーク)などが昭和テイストなんです。これを世代の人は "懐かしい" と高評価し、リアルタイムじゃない世代や初代の『仮面ライダー』をよく知らない人は "雑な作り" と辛口になるのでしょう…

残念なのは中盤以降にショッカーライダーとのバトルがあるのですが、映像が暗くてその姿がよく判りません😩

驚いたのは公開前、主要キャスト以外のキャストについて謎だらけでしたが、『シン・ウルトラマン』にも出演していたあの女優が、まさかの怪人(サソリオーグ)で参戦!これにはテンションが上がりました~他にも『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』のキャストが出演しています😁

私は、なかなか楽しめましたが『シン・ウルトラマン』以上に好みは分かれるかなぁ。。。

PS.
過去に作られたリブート版の『仮面ライダー THE FIRST』2005年と『仮面ライダー THE NEXT』2007年の方がスタイリッシュで現代風にアレンジされているので一般受けするはず。良くも悪くも庵野秀明が監督&脚本というのは大きいなぁ~
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