このレビューはネタバレを含みます
はじめて見た作品。
ずっと話題になっていたから気になっていたけど、タイミングを逃してしまったので、今回映画館で見られて本当によかった。
こどもがこどもらしくあれる世界であってほしいと思った。
ろう者のこどもというだけでなく、親は住んでいる言語ができないけど、子供が通訳するパターンは友人や、文筆家の土門蘭さんの例もあって身近に感じていた。
住んでいるところで日系人のコミュニティがあるならまだしも、ろう者のコミュニティが近くになければ、頼りたくなる気持ちも想像はできるし、そんな中で子供は頑張ろうとして大人にならざるをえないという部分がどうしてもある。
母のいびつながらも、それでも娘を大事にしているところに、人間は完璧でないと改めて感じた。描写がいわゆる毒親のように感じて苦しかった。
それでも、家族だからと愛しているところ