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天使と悪魔のkazu1961のレビュー・感想・評価

天使と悪魔(2009年製作の映画)
4.2
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-167 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋個人的には『ダヴィンチ・コード』より評価が高い作品です!!クライマックスからのユアン・マクレガーに感動し、そしての展開に。。。この辺りの演出が巧いですね。原作を読んだかどうかで評価が分かれがちですが、一冊読むのに軽く1週間以上かかる原作本の緻密な構成に比べて映像として2時間強にまとめられたエンタメ作品とでは違って当たり前、私も公開当時は原作の印象が強く残っていたのでここまで評価が高くは無かったかもです。原作が記憶の彼方になった今鑑賞すると、犯人推理とタイムリミットサスペンスの相混じったエンタメ作品として観るとかなり完成度が高いですね!!

🖋特にクライマックスの犯人が誰なんだという展開の演出と脚本が秀逸。『ダ・ヴィンチ・コード』が原作にほぼ忠実だったのに対し、本作はかなり脚色が加えられているのが映画としては功を奏していると思います。この辺りはやはりロン・ハワードの手馴れたストーリーテリングの巧妙さですね。

🖋本作、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの映画化第二弾です。本作で描かれるのは宗教と科学の対立。“天使”と“悪魔”のように対立する存在と長く捉えられてきた両者に、歩み寄る道は?という普遍的なテーマが根底に流れています。教皇選出のプロセスが垣間見れるのもなかなか面白いですね。

🖋さらに反物質の爆発というタイムリミットがある緊張感がまた心地よいです。犯人探しを含めて楽しめる知的エンターテインメント作品に仕上がっています!!


😊Story:(参考: yahoo movies )
宗教象徴学の権威、ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は、秘密結社・イルミナティの復活を探るべくローマへ旅立つ。17世紀、バチカンの科学者への弾圧の陰で結成されたイルミナティが、今にも教皇候補の暗殺を計画しているという。ラングドンと科学者ヴィットリア(アイェレット・ゾラー)は、ガリレオの暗号コードの解明に乗り出すが……。

🔸Database🔸
・邦題 :『天使と悪魔』
・原題 :『Angels & Demons』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 2009
・日本公開 : 2009/05/15
・上映時間 : 138分
・受賞 : ※※※
・監督 : ロン・ハワード
・脚本 : デヴィッド・コープ、アキヴァ・ゴールズマン
・原作 : ダン・ブラウン
・撮影 : サルヴァトーレ・トティーノ
・音楽 : ハンス・ジマー
・出演 : トム・ハンクス、アイェレット・ゾラー、ユアン・マクレガー、ステラン・スカルスガルド

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
ダン・ブラウンの世界的ベストセラーを映画化した「ダ・ヴィンチ・コード」に続く、ハーバード大学教授ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)を主人公としたサスペンスミステリー第2弾。爆発すれば核にも勝る驚異的な破壊力を持つ“反物質”をめぐり、秘密結社イルミナティの陰謀を阻止するため、ラングドンがローマ、バチカンを奔走する。監督は前作からの続投となるロン・ハワード。
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