kazu1961

先生、私の隣に座っていただけませんか?のkazu1961のレビュー・感想・評価

4.0
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-151
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋これ思った以上に面白い作品でした!!結婚して5年目の夫婦の不倫を題材にしたラブストーリー?なんですが、これがサスペンスを観てるように、それぞれ夫婦2人の心理描写から何がほんとうで、何が嘘かを読み取って結末を予測していくその脚本とストーリー展開がほんと面白い作品です!!

🖋夫の「嘘ぉ〜ん」!という台詞に現れているように、ラストのそうきたか!!と言う展開がもう圧巻!!ある意味とても粋でオシャレですね。

🖋本作、不倫を題材にした作品を描き始めた漫画家佐和子(黒木華)と、その内容から自身の不倫が知られたのではないかと不安に陥る夫、俊夫(柄本佑)の姿を描いた作品です。佐和子の描く“不倫”を題材した漫画が、どこまで現実で、どこから創作なのか?!この演出とアイディアがとても素晴らしい作品です。観てる側を誘導して見事に混乱させてくれます(笑)。さらにこの漫画を通しての解釈に男女の感覚のズレが巧く描かれているのも見どころです。

🖋それに演技派俳優の2人、黒木華と柄本佑の2人が演技合戦してるのも見どころですね!!

😆Story:(参考: 公式サイト)
漫画家・佐和子の新作漫画のテーマは・・・「不倫」。そこには、自分たちとよく似た夫婦の姿が描かれ、佐和子の担当編集者・千佳と不倫をしていた俊夫は、「もしかしたらバレたかもしれない!」と精神的に追い詰められていく。さらに物語は、佐和子と自動車教習所の若い先生との淡い恋へ急展開。この漫画は、完全な創作?ただの妄想?それとも俊夫の不貞に対する、佐和子流の復讐なのか!?恐怖と嫉妬に震える俊夫は、やがて現実と漫画の境界が曖昧になっていく・・・

🔸Database🔸
・邦題 :『先生、私の隣に座っていただけませんか?』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2021/09/10
・上映時間 : 119分
・受賞 : ※※※
・監督 : 堀江貴大
・脚本 : 堀江貴大
・原作 : ※※※
・撮影 : 平野礼
・音楽 : 渡邊琢磨
・出演 : 黒木華、柄本佑、金子大地、奈緒、風吹ジュン

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
黒木華と柄本佑が演じる漫画家夫婦の虚実が交錯する心理戦を描いたドラマ。漫画家・佐和子の新作漫画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」。そこには、自分たちとよく似た夫婦の姿が描かれ、さらに佐和子の夫・俊夫と編集者・千佳の不倫現場がリアルに描かれていた。やがて物語は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へと急展開する。この漫画は完全な創作なのか、ただの妄想なのか、それとも夫に対する佐和子からの復讐なのか。現実そっくりの不倫漫画を読み進めていく中で、恐怖と嫉妬に震える俊夫は、現実と漫画の境界が曖昧になっていく。佐和子役を黒木、俊夫役を柄本が演じ、金子大地、奈緒、風吹ジュンらが顔をそろえる。監督は「ANIMAを撃て!」「いたくてもいたくても」の堀江貴大。オリジナル企画のコンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018」の準グランプリ受賞作品の映画化。
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