まさ

I ~人に生まれて~/人として生まれるのまさのレビュー・感想・評価

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2024年 49作目

冒頭から不穏な音楽が流れて、先行き不安を感じながら見てました。

突然の激痛と出血が出て不安と恐怖に襲われているところに
医者は「症例」として主人公と接し、両親も本人の意見を聞かずに医者の言う事を鵜呑みにしてしまい
治療の為にと性転換手術を受けて男性から女性に変えられてしまう。

このような状態にされてしまったら誰でもひとたまりもないと思いながら見て、主人公の絶望感が伝わってきました。

誰からでも差し出されたものをそのまま受け取るのではなく、本人の意見を聞き話し合う必要があると感じました。

性転換手術後に御本人が後悔をしたり体調が悪化したりするのを本で読んだことがあるので、この映画は多くの人に見てもらったほうがいいと思いました。
まさ

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