アレ浦和

鬼平犯科帳 血闘のアレ浦和のネタバレレビュー・内容・結末

鬼平犯科帳 血闘(2024年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

池波正太郎作品にハズレなし

シリーズは違いますが去年の仕掛人・藤枝梅安の2作品に続き本作もとても良かった。

どうしてもまだまだ二代目中村吉右衛門さんの鬼平のイメージが自分の中で強いところもあり、本作の十代目松本幸四郎演じる鬼平に軽さを感じてしまうところもなくはないが、拷問の場面では先代鬼平そっくりに見える場面もありドキッとさせられた。
続編もありそうなので新しい鬼平を作り上げていただければと思う。
脇を固める俳優さんも素晴らしく特におまさ役の中村ゆりさんは美しかった。


テレビからはほぼ消えてしまいオワコンのように言われる時代物も寄席では神田伯山さんがトリを取れば大勢の若い人が忠臣蔵に聴き入っているし、演じる人、作る人が丁寧な仕事をしていればまだまだ人々を魅力することができるんだと改めて思う。
ぜひ続編が息の長いシリーズ化することを望みます。


余談
仙道敦子さんがどんどんオノ・ヨーコさんに似てきた気がする
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