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鬼平犯科帳 血闘の62355cinema5のレビュー・感想・評価

鬼平犯科帳 血闘(2024年製作の映画)
4.0
劇場No66

80点
なぜ長谷川平蔵は“鬼平”と呼ばれるようになったのか?若き日の“鬼平”(長谷川銕三郎)の知られざる姿とともに極悪非道の盗賊団に立ち向かう平蔵の活躍を描いた、松竹時代劇ユニバース第3弾(SJUと勝手に呼称😅)。梅安シリーズに次いでの本格派時代劇。時代劇ファンとして公開を待ちわびていましたが期待どおりの勧善懲悪ストーリー。キャスト陣も豪華すぎて、それぞれがしっかりとお仕事されてたので、最後まで退屈することなくのめり込んで観てしまった。特に脇を固めてらっしゃった古参の俳優陣は流石の一言。柄本御大の存在感は言うまでも無いけど、久々に観る火野御大も印象的で“必殺シリーズ”での中村主水の密偵役と被っているように思えたのが良き。もちろん、殺陣のシーンも完全に劇場案件。外道の限りを尽くした挙げ句に息絶えていく甚五郎の最期も強烈な印象。悪党は往生際が悪くないと面白くない。時代劇作品は制作費がかさむためかTV地上波では絶滅危惧種なので、せめて劇場作品はこれからも安定供給してほしいところ。続編も制作されるのだろうか、キーマンとなる人物が明かされるメインクレジット後の映像もお見逃しの無いように👍
*なお、本作鑑賞後に「青春18×2」をお代わり鑑賞(No67)いたしました👍来週から始まる「碁盤斬り」も楽しみです😍
2024/5/11 TOHO CINEMAS 直方
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