74点
追悼ロジャー・コーマン。R.コーマンが監督したコメディホラーの代表作を急遽再視聴。花屋で働く、さえない青年シーモアが一発逆転で育てていた新種の花は人間を捕食する肉食植物だった💐というお話。訃報を受けて、今じっくりと観直して観ると、これがなかなかの傑作だったと再認識。徐々に狂気(？笑)へと走って行くジョナサン・ヘイズのコミカルな演技が、コーマン監督の演出でさえ渡る。フィルムの質感が漂うレトロな映像も良き👍一説によると監督が2日間で撮りあげた作品と言うことだが、B級映画の帝王と揶揄することなかれ、駆け出しの俳優たちに仕事を斡旋して数々の名だたる名優を育てた手腕はやはりハリウッドのレジェンド。本作で起用されたJ.ニコルソンもコーマンに見出された一人というのも興味深いところ。ちなみに‘87年の同名リメイクはリック・モラリス主演のミュージカル仕立て♬ J.ニコルソン→S.マーティンと配役が移行していてそちらもなかなかの見どころ👍
