「市船ソウル」
それは1人の吹奏楽部員が作り出した楽曲
音楽を楽しみ
仲間に囲まれ
家族に愛され
順風満帆だったはずの人生に
陰は忍び寄る
私が注目している神尾楓珠くん
音に没頭する表情
恐怖に怯える表情
愛し愛される表情
今回もなかなかに良かったと思います
ただ残念ながら
高校時代の同級生達の演技が…
無理に頑張りすぎてる感じが拭えない
彼女となる福本莉子さんも…
軽やかさが逆に仇になった感
そんな序盤こそいまいちのりきれなかったが
中盤以降はやはり昂りが抑えきれなくなった
音楽の持つパワーに加え
恩師との絆
佐藤浩一が相変わらずの力を見せつければ
共に必死に戦う家族の思い
さすがのいぶし銀
平泉成の声と佇まい
そして
私達の年代になると
これは彼女の映画と言いたくなってしまう
それほどの尾野真千子の存在感よ
いやはやどれほどに涙を搾り取るのですか
あなたと一緒に
神に願い
涙を流した2時間だった
詰め込みたいエピソードが多すぎたのか
もう少しどっしりしていたら更に良かったと思います
原作もいつか読んでみたい
