フィッシュマンズはリアルライムで「空中キャンプ」から聴いていた層です。
ですので、マニアではなく一般的なファンのほうだと思います。
それでも佐藤伸治さんが亡くなった時は、とても悲しく、ショックでした。
時系列で進んでいくこの映画も、ああ、もうすぐくる…くる…と思いながら観ていると、胸が張り裂けそうなくらいにつらかったです。
同じように出演者の皆様もきっと胸が張り裂けそうな思いでお話しをしてくださったんだと思います。
ハナレグミが言っていたライブでのMCの1コマが、生々しくて、本当に見ていられなかった。
劇場で聴くことはとても迫力があり、ああ、フィッシュマンズのライブってこんな感じなのかな…と今さらながら追体験しました。
そうそう、当時はあまり感じませんでしたが、ドラムとベースが良いですね。
このタイトでグルービーなリズム隊があるからこそ、どんなにふわふわしていても音楽としてバンドとして成立しているのだなと今さら実感しました。
その後のドラムの茂木さんの活躍についてはは言うことなしです。
ベンツ乗ってました。
不遇なイメージがあるフィッシュマンズにあって、ちゃんと音楽的に成功した人が出たのはなんだか変な嬉しさがあります。
